ペネロープではノンジアミンカラーやヘナなど色々なカラーがありますが、今日はノンジアミンカラーの染料について書いてみようと思います。

市販のカラー剤や一般的な白髪染めにはジアミン系染料というものが使われています。

よく染まり、色持ちもいいのですがアレルギー物質であるため、かぶれたりしみたりとトラブルになりやすいというデメリットもあります。

対して、ペネロープで取り扱っているノンジアミンカラーは塩基性染料とHC染料というものが使われています。

塩基性染料はトリートメントタイプのカラー剤によく使われている合成成分の一つですが、酸化染料と違い他の薬剤と反応して発色するのではなく、そのものに色があります。また、分子が大きいため髪の内部に浸透するのではなく表面に付着して色をつけます。

HC染料は分子が小さくキューティクルを開かずに髪の内部に浸透し染めることができます。

しかし分子が小さいため色落ちも早いので塩基性染料と一緒に使うことで色持ちを良くする効果もあります。

どちらも安全性が高く、化学反応を起こして染毛するのではないので比較的髪への負担も少なくすることができます。

 

ただし、すべての方に安全でアレルギーがでないということではありません。肌の弱い方や刺激を感じやすい方は遠慮なくご相談くださいね。